実際に宿泊した利用者の口コミや宿泊記を精査すると、設備の古さとコストパフォーマンスの絶妙なバランスが見えてきます。
建物の設計にはバブル期の華やかさが色濃く残っており、ロビーや共用部は天井が高く開放感があります。一方で客室内の水回りや壁紙などには年季が感じられ、最新鋭のデザイナーズホテルのようなピカピカの設備を期待するとギャップを覚えるかもしれません。しかし、清掃は行き届いており、実用面での不便は最小限に抑えられています。
特筆すべきは、近年のホテル業界で急速に排除されつつある喫煙室の確実な確保です。全館禁煙化を断行するホテルが増加の一途をたどる中、客室内で気兼ねなく煙草を吸える環境は、愛煙家のビジネスパーソンやドライバーから絶大な支持を集めています。「喫煙フロアがあるから名古屋出張時はここ一択」と公言するリピーターも珍しくありません。
アメニティ面では、環境配慮の流れを汲みつつ、ロビー周辺のアメニティバーから必要なアイテム(歯ブラシ、カミソリ、ヘアブラシ、綿棒など)を宿泊者が自由にピックアップするスタイルを採用。シャンプーやボディソープは定評のあるブランドがボトル設置されており、普段使いには十分なクオリティを維持しています。
また、隠れた人気を博しているのが日中のデイユース(日帰り)プランです。栄エリアでのショッピング合間の休憩や、Wi-Fi環境を活用したリモートワークの拠点として、12時から18時といった時間帯を手頃な料金で利用できるため、地元ビジネスパーソンやイベント遠征組の着替え拠点としても重宝されています。