竈門神社が鎮座する宝満山麓は、福岡屈指の紅葉・桜の名所としても知られています。春には参道が桜のトンネルと化し、晩秋(例年11月中旬から12月上旬)には数百本のカエデやモミジが一斉に色づきます。
特に見逃せないのが、毎年紅葉の見頃に合わせて開催される夜間ライトアップです。日没から21時頃まで境内が幻想的な光に照らし出され、朱塗りの鳥居や御社殿、赤く染まった葉群が夜空に浮かび上がります。夜間は冷え込みが厳しくなるため、防寒対策を万全にして臨む必要があります。
また、竈門神社の下宮は、標高829メートルの霊峰・宝満山への登山口でもあります。山頂に鎮座する「竈門神社上宮」を目指す登山ルートは、石段が連続する本格的な山道(片道約2時間〜2時間半)です。かつての修験者たちが命がけで挑んだ登拝道であり、近年は低山ハイキングとしても人気ですが、スニーカーや軽装での安易な登山は滑落の危険が伴います。上宮参拝を目指す場合は、トレッキングシューズと水分補給、レインウェアなどの登山装備を必ず整えて出発してください。