外国人による性犯罪の噂と真相|公的統計が示す実態とネット報道を検証

外国人による性犯罪の噂と真相|公的統計が示す実態とネット報道を検証

話題沸騰中の 外国人による性犯罪の噂と真相|公的統計が示す実態とネット報道を検証について、主要な情報をご紹介しています。

ネット検索で頻繁に関心が寄せられる「外国人による性暴力事案」の実情を把握するためには、まず国が毎年公表している公式統計を確認する必要があります。法務省の『犯罪白書』および警察庁の『犯罪統計』によると、日本国内における刑法犯総数ならびに不同意性交等罪(旧強制性交等罪)の検挙人員において、外国籍者が占める割合は全体の数パーセント程度で推移しています。

在留外国人数が300万人を超えて増加傾向にある一方、来日外国人による刑法犯検挙件数全体は2000年代半ばのピーク時と比較して大幅に減少した水準を保っています。性犯罪に関しても同様であり、実数として外国籍者による凶悪犯罪のみが爆発的に急増しているという客観的証拠は確認されていません。

項目詳細・数値データ一般的な基準・相場編集部の見解・評価不同意性交等罪の検挙人員における国籍比率外国籍者の割合はおよそ3〜5%前後で推移(警察庁犯罪統計)在留外国人比率(総人口の約2.5〜3%程度)と概ね同水準外国人の比率が不相応に跳ね上がっている事実はなく、ネット上の「激増」言説は統計的事実と乖離している。刑法犯総数における来日外国人検挙件数2005年のピーク時(約4万3,000件)から半減以下の水準で推移長期的な治安指標としては大幅な改善傾向を維持在留者数の増加に反して犯罪件数そのものは抑制傾向にあり、過度な危機感の煽動には根拠が乏しい。2023年刑法改正(不同意性交等罪)の影響「暴行・脅迫」要件から「同意しない意思の形成・表明・全うが困難な状態」へ見直し国際的な人権基準および被害者実態に即した処罰要件の明確化加害者の国籍を問わず、処罰範囲と保護の網が適正化された法改正であり、治安悪化を理由とするものではない。
山田 真由
著者

山田 真由

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。