感染症内科学の専門家たちが口を揃えて指摘するのは、「軽症に見える初期症状に騙されてはならない」という点です。B型は熱が目立たない分、体内で炎症が進行していても自覚しにくく、呼吸困難や脱水症状が表面化したときには病状がかなり進んでいる場合があります。
とくに喘息や糖尿病などの基礎疾患を抱える成人は、気管支炎や肺炎の併発リスクが高まります。ある感染症専門医は、「水分が全く摂れない」「唇や爪の色が紫色(チアノーゼ)になっている」「意識がぼんやりして受け答えが曖昧」といった異変が見られたら、深夜であっても救急要請や時間外受診を迷うべきではないと警鐘を鳴らしています。回復傾向にあったはずが数日後に再び悪化する「二峰性発熱」もB型では珍しくありません。