中1の秋に多くの生徒が頭を抱えるのが「一次方程式の文章題」です。計算自体は解けるのに、文章題になった途端に手が止まる生徒には明確な共通点があります。それは「問題文の状況を図や表に整理せず、いきなり等式を作ろうとしている」点です。
一次方程式の文章題で苦手克服が進む理由は、立式を3つの定型ステップに分解することにあります。
①「何をxとおくか」を宣言する
②「〜は…に等しい」という日本語のイコール関係を見つける
③ 数量の公式(代金=単価×個数、距離=速さ×時間、割合の式など)を当てはめて立式する
特に差がつきやすい「過不足(配る問題)」や「速さ・割合」は、線分図や表を描いて情報を可視化する訓練を重ねることで、難解に見える長文問題も平易な基本問題へと変換できるようになります。