いま都市部で最も熱い視線を集めているのが、天候に左右されない屋内型テーマパークの進化だ。従来のゲームセンターやアミューズメント施設とは一線を画し、ゲスト自身が物語の登場人物として巻き込まれる体験型エンターテインメントが主流になりつつある。
その象徴とも言えるのが、旧ヴィーナスフォート跡地に誕生したイマーシブ・フォート東京だ。マーケターの森岡毅氏が率いる刀社が仕掛けたこの施設は、映画の世界に入り込むような圧倒的当事者体験を提供し、レジャーの概念を更新した。鑑賞者ではなく主人公になる。この強烈な感情の揺さぶりを、都心にいながら味わえる価値は計り知れない。