1ドル何ウォン?1400ウォン突破の真相と2026年為替の全貌に関する詳細情報を分かりやすくまとめました。最新データをチェックしましょう。
現在の相場がどれほど特異な領域にあるのかを正確に把握するためには、過去10年間の長期的なトレンドとの比較が欠かせません。各時代を象徴する経済イベントと為替水準の対比を以下の比較表にまとめました。
時代・区分推移レート(目安)市場環境・主因編集部の分析・評価2016年〜2019年
(平時・安定期)1,080〜1,180ウォン半導体スーパーサイクル、経常黒字の拡大、適正レンジの維持輸出ドライブが機能し、為替の安定が国内物価の安定に直結していた黄金期。2020年〜2021年
(パンデミック期)1,110〜1,280ウォン世界的な金融緩和、初動のドル急騰後に流動性供給で急反落米FRBとの為替スワップ協定が安全網として機能し、過度な暴落を回避。2022年〜2023年
(世界利上げショック)1,250〜1,440ウォン米急速利上げによる世界的ドル高、13年ぶりの1,400ウォン突破エネルギー高騰と貿易赤字の常態化により、ウォン固有の脆弱性が露呈。2024年〜2026年
(新常態・定着期)1,380〜1,450ウォン資本流出の恒常化、米ハイテク株投資熱、地政学リスクの織り込み1,400ウォンが心理的危機ラインから「新たな基本巡航速度」へと変容。
このドルウォン過去10年の推移比較を鳥瞰して明白なのは、かつての上限ライン(1,200ウォン)が、今や下値支持線どころか遥か下方に置き去りにされている現実です。2010年代の安定期と比べ、基準レンジそのものが200ウォン以上上方シフト(ウォン安シフト)しており、一過性のショックではなく通貨の実力そのものがリセットされた状態にあることがデータから浮かび上がります。