再生の舵取りを担ったキーパーソンたちの言葉にも熱がこもる。運営の中核を担う株式会社イズミの山西泰明氏は、商業施設ディベロッパーとしての豊富な知見を注ぎ込みつつ、「地域の皆様の暮らしに寄り添い、毎日来たくなるサードプレイスを創出することこそが我々の使命」と力強く語る。単なる商業チェーンの展開にとどまらない、地域特化型の売り場編集が随所に光る。
一方、荒尾市の浅田敏彦市長も、この拠点を中心としたコンパクトシティ形成に大きな期待を寄せる。行政トップとしてインフラ整備や子育て支援策との連動を推進し、商業と都市政策の垣根を取り払った。「市民が誇れる憩いの場であり、域外からも人を呼び込む磁力を持った場所にしたい」という市長のビジョンは、館内の細やかなユニバーサルデザインや広場空間の充実にしっかりと反映されている。