同校を運営するのは、全国に広範な教育ネットワークを持つ学校法人滋慶学園だ。その最大の強みとして業界関係者が口を揃えるのが、企業との協業による「産学連携プロジェクト」の実効性である。
机上の空論で終わる商品開発ではない。有名菓子メーカーや大手ホテルチェーン、人気カフェから投げかけられるリアルな商品開発の依頼に対し、学生たちはチームを組んで挑む。原価計算からパッケージデザイン、ターゲット層の心理分析に至るまでを自ら手掛け、実際に店頭へ並ぶスイーツやデリメニューを形にしていく。この泥臭くも実践的な試行錯誤のプロセスこそが、単なる調理技術者にとどまらない、時代のニーズを捉えるフードクリエイターを育てる土壌となっている。