コミックスの人気を受けて制作されたフジテレビ系のアニメ版もまた、時代を象徴するポップアイコンとなった。夕方の放送枠でありながら、お茶の間の視聴率をかっさらい、テーマソングとともに日本中の子どもたちが教室でギャグの真似をしたものだ。
当時のアニメ制作現場を知るスタッフは、過酷なスケジュールの中でもクリエイターたちが「どれだけ原作の狂気をアニメーションとして増幅できるか」に命を懸けていたと語る。声優陣のアドリブ合戦や、実験的な画面構成。規制が緩やかだった時代特有の自由な熱量が、フィルムの隅々から溢れ出している。