月経の開始や終了の時期には大きな個人差が存在する。同じ年齢であっても、10代前半で初経を迎える人もいれば、15歳近くになって初めて迎える人もいる。閉経に関しても、40代半ばで迎える人もいれば、50代後半まで周期が続く人も珍しくない。
この個人差を生み出す要因として、遺伝的体質や体脂肪率、ストレス、極端なダイエットやスポーツ環境などが挙げられる。特に体脂肪率はエストロゲン(女性ホルモン)の代謝に影響を及ぼすため、過度な体重減少や肥満は周期の乱れを直接引き起こす原因となる。
身体の仕組みを解説する厚生労働省 e-ヘルスネットでも、女性ホルモンの分泌は脳の視床下部や下垂体、そして卵巣が連動する繊細なネットワークによってコントロールされていることが示されている。日々の生活リズムや精神的な負担が、この繊細なバランスに直接影響するのだ。