実は、松坂桃李が演じたシンケンレッドは、正真正銘の『仮面ライダーシリーズ』に出演を果たしている。2009年夏、東映株式会社が仕掛けた『仮面ライダーディケイド』第24話・第25話において、スーパー戦隊シリーズと仮面ライダーの歴史上初となる本格的クロスオーバーが実現した。
ディケイドの世界にシンケンジャーが登場し、松坂桃李と門矢士(井上正大)が背中を合わせて共闘するシーンは、当時の特撮ファンに凄まじい衝撃を与えた。特撮テレビドラマの歴史を塗り替えたこの越境劇こそが、「松坂桃李は仮面ライダーに出ていた」という記憶の確たる正体の一つである。