「タイは常夏の国だからいつでも半袖短パンで良い」「雨季は絶対に行ってはいけない」といった誤った認識は、現地でのトラブルを招く原因となります。
避けるべき時期の盲点:チェンマイの「煙害(ヘイズ)シーズン」
タイ旅行で最も警戒すべき時期の一つが、2月下旬から4月上旬にかけてのチェンマイをはじめとする北部地域です。この時期は周辺の農地焼き払いや森林火災、盆地特有の気流によって深刻なPM2.5汚染(煙害)が発生し、大気質指数(AQI)が世界最悪レベルに達することがあります。呼吸器系に不安がある方は、この時期の北部滞在を避けるのが賢明です。
スコール対策と現地での服装マナー
急なスコール対策としては、折りたたみ傘よりも「速乾性の高い服装」「かかとが固定できる耐水サンダル(EVA素材等)」が実用的です。現地の道路は水はけが悪く数十分で足首まで水に浸かることがあるため、高価なスニーカーや革靴は避けるのが無難です。
また、寺院(ワット・プラケオやワット・アルン等)を参拝する際は、ノースリーブ、ショートパンツ、ミニスカート、ダメージジーンズなどの露出度が高い服装は入場禁止となります。さらに、ショッピングモールやBTS車内、レストランは冷房が極端に強く設定されているため、乾季・雨季を問わず薄手のカーディガンやストールなど羽織りものを1枚携帯することが必須の防衛策です。