近年の彼女のキャリアにおいて、世界的評価を決定づけた契機として外せないのが『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の主題歌プロデュースと、劇伴およびテーマソングとして機能した大ヒットドラマ『First Love 初恋』の世界的な社会的現象である。
映画のフィナーレを美しく飾った楽曲群は、作品の世界観と完璧にシンクロし、国内外のファンを深い感動へと誘った。また、過去の名曲を現代の映像表現とクロスオーバーさせたドラマのヒットは、世界各地の若い世代が彼女の旧譜へアクセスする巨大なトリガーとなった。新旧のリスナーが交錯する中で、彼女の音楽は時代や国境を超えた普遍的なアートワークとして再評価されている。