キャップをただ深く被るだけでは、ダンサー特有の「抜け感」や「躍動感」は生まれない。性別や髪の長さに応じたアプローチが求められる。
ショートやフェードカットをベースとするメンズの場合、前髪を潔くキャップ内に収めつつ、もみあげや襟足のラインをシャープに際立たせるのが王道だ。ツバの角度をわずかに跳ね上げることで、目元の陰影が強調され、ステージ上での視線誘導がスムーズになる。
レディースやロングヘアでは、ウェーブを効かせたサイドの毛束をあえてキャップのサイドから引き出すアレンジが絶大な効果を発揮する。ステップを踏むたびに揺れる毛先がダンスのダイナミクスを強調し、ストリートファッション特有のラフさと洗練されたクールさを同時に演出できる。