華々しい活躍を見せる赤楚衛二ですが、その道のりは決して順風満帆なエリートコースではありませんでした。彼の原点は、地元・名古屋での活動に遡ります。
10代の頃は「吉川衛(よしかわ まもる)」という本名名義で、名古屋のローカル男性グループ「BOYS AND MEN(ボイメン)」の初期メンバーとして活動。チラシ配りや小規模なイベントステージでのパフォーマンスなど、泥臭い地域密着の下積みを経験しています。
転機が訪れたのは2013年、サマンサタバサのメンズモデルオーディションでグランプリを獲得したことでした。これを機に現在の所属事務所(トライストーン・エンタテイメント)へ所属し、芸名を「赤楚衛二」に改名して本格的な俳優活動を開始します。
キャリアの大きな飛躍となったのが、以下の3つのマイルストーンです。
- 『仮面ライダービルド』(2017年):万丈龍我(仮面ライダークローズ)役を熱演。熱血漢でありながら繊細な心の揺らぎを表現し、特撮ファンのみならず業界関係者から高い評価を獲得。
- 『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい(チェリまほ)』(2020年):主人公・安達清役を好演。アジア全域をはじめ世界的なシンドロームを巻き起こし、国内外での知名度を一気に押し上げる。
- 連続テレビ小説『舞いあがれ!』(2022〜2023年):ヒロインの幼馴染かつ夫となる梅津貴司役を担当。短歌を詠む心優しい青年像が日本中の視聴者の共感を呼び、国民的俳優の仲間入りを果たす。