「屋外のガラスツリーがメインなら、雨の日は楽しめないのでは?」という懸念を抱く方は少なくありません。しかし、現場を検証すると、雨の日の箱根ガラスの森美術館には晴天時とは異なる独自の魅力が存在します。
雨粒をまとったクリスタルガラスは光の屈折が変わり、しっとりとした深い輝きを放ちます。霧が立ち込める仙石原の山々と相まって、より幻想的で幽玄なヨーロッパの古城のような雰囲気を醸し出します。さらに、メインの展示室であるヴェネチアン・グラス美術館や現代ガラス美術館、ショップ、レストランはすべて屋内施設のため、悪天候でも快適に鑑賞できます。
雨の日の滞在価値をさらに高めてくれるのが、屋内の「体験工房」です。ガラスに砂を吹き付けて好きな模様を彫り込むサンドブラスト体験や、多彩なガラスパーツを熱で溶かし合わせてアクセサリーを作るフュージング体験は、子どもから大人まで夢中になれる人気アクティビティです。自分だけのオリジナルグラスやペンダントを作ることができ、雨の日の思い出作りに最適です。
所要時間の目安としては、展示と庭園をサラッと見て回るだけなら約1時間〜1時間半、体験工房に参加したり、うかいのカフェでカンツォーネ生演奏を聴きながらランチ・ティータイムを楽しむなら約2時間半〜3時間を確保しておくのが理想的です。
混雑状況に関しては、土日祝日の11:30〜14:30がピークとなります。特にランチタイムのレストランと体験工房の受付が混み合います。人混みを避けてゆったり鑑賞したい場合は、開館直後の9:00〜10:30、または夕方の15:30以降の来館が狙い目です。