日常的にとうもろこしのひげ茶を取り入れるにあたり、多くの人が無意識に陥りがちな落とし穴が存在します。
1つ目の盲点は、「冷えが原因のむくみに対して、冷えたひげ茶をがぶ飲みしてしまうこと」です。冷房の効いた室内で冷たいお茶を大量に飲むと、内臓が冷えて末梢の血流が悪化し、かえって水分代謝が低下します。冷え性やデスクワークに伴うむくみには、人肌以上の温かいホットや白湯割りの状態で飲むことが、巡りを促すための基本です。
2つ目の誤解は、「味の濃い高カロリー食を食べても、ひげ茶を飲めば帳消しになる」という思い込みです。ひげ茶のカリウムは塩分排出をサポートしますが、摂取した過剰な脂質や糖質、総カロリーを相殺する魔法の薬ではありません。あくまでも規則正しい食生活と適度な運動の土台があってこそ、そのポテンシャルが発揮されます。
【プロの結論】おすすめできる人・慎重になるべき人の判断基準
とうもろこしのひげ茶を生活に取り入れるべきか否かは、個々人の体質と生活習慣によって明確に分かれます。
【積極的に取り入れるべき人】
- 外食やコンビニ食が多く、塩分の摂取過多を自覚している人
- 夕方になると靴やブーツがきつくなる立ち仕事・デスクワーク中心の人
- 夜間にカフェインを気にせず温かい飲み物でリラックスしたい人
- 妊娠中や授乳期で、安心安全な無糖の水分補給を探している人
【慎重な判断・医師への相談が必要な人】
- 腎機能の低下を指摘されている方、または人工透析を受けている方(高カリウム血症の危険性)
- 重度の低血圧で、過度な水分排出によりふらつきや立ちくらみが起きやすい人
- イネ科植物やトウモロコシに対するアレルギー既往歴がある人
- 頻尿傾向があり、長時間の移動や大事な会議を控えている人