加工の目的によって、選ぶべきボール紙の仕様は大きく分かれます。間違った厚さを選ぶと、ハサミが入らなかったり、接着剤の水分で紙が波打ってしまったりするトラブルが発生します。
子どもの学校工作や自由研究には、裏面に1cm単位の方眼が印刷された方眼白ボール紙(厚さ約0.5mm前後)が圧倒的におすすめです。採寸の手間が省け、学童用のハサミでも指を痛めずにカットできます。ロボットの手足や立体物を作る際も、セロハンテープや木工用接着剤で強固に固定できます。
一方、建築模型や本格的なジオラマ、カルトナージュを制作する場合は、表面の平滑度が高く密度が均一な1.5mm〜2.0mm厚のグレーチップボール紙が適しています。厚みのあるボール紙を加工する際は、一度で切ろうとせず、金属定規を当ててカッターの刃を3〜4回軽く滑らせるようにスジを入れていくのが、毛羽立ちを防ぐ職人技の基本です。