魔女の宅急便』トンボのその後が衝撃!キキとの結婚や子供の真相【徹底解説】

魔女の宅急便』トンボのその後が衝撃!キキとの結婚や子供の真相【徹底解説】

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作中で親しまれている「トンボ」という呼び名は本名ではなく、あだ名です。彼の本名は「コポリ(Copoli)」といいます。細身の体型に大きな丸眼鏡をかけ、空を飛ぶことに異常な情熱を燃やして飛び跳ねるように走り回る姿が昆虫のトンボに似ていることから、街の友人たちにそう呼ばれるようになりました。

映画版および原作における年齢は、旅立ちを迎えたキキと同じ13歳(日本の中学1年生に相当)です。自分の力で生活を切り開こうと背伸びをするキキに対し、トンボはまだあどけなさと無邪気さを色濃く残した少年として描かれています。

その声を担当したのが、後に『名探偵コナン』の工藤新一や怪盗キッド、『ONE PIECE』のウソップ役などで国民的人気声優となる山口勝平氏です。公開された1989年当時、山口氏は声優デビューから間もない新人であり、本作とほぼ同時期にアニメ初主演作『らんま1/2』の早乙女乱馬役に抜擢されたばかりのフレッシュな存在でした。

当時の制作関係者の回想録によると、オーディションで宮崎駿監督が求めたのは「垢抜けない純真さと、裏表のない少年性」でした。気取りのない素朴さと、空への好奇心に満ちた山口氏の声質と言葉の勢いが、まさにスタジオジブリの求めるトンボ像と合致したのです。劇中でプロペラ自転車を無我夢中で漕ぎながらキキに語りかける生き生きとした息遣いは、若き日の山口氏が放つ天性のリアリティによって生み出されました。

高橋 健太
著者

高橋 健太

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。