ネット上の掲示板やSNSでは、時折「不祥事で突然終わった」「不人気による打ち切りだった」という憶測が流布されます。しかし、当時の放送記録および公式な編成史料を照合すると、味楽る!ミミカ 放送終了の真相は純然たる契約満了・計画終了であったことが明白です。
物語の掉尾を飾った味楽る!ミミカ 最終回は、2009年3月27日に放送されました。主人公の姫野味楽が、それまで数々の料理対決や試練を通じて育んできた「食べる人を笑顔にする料理の心」を完成させ、相棒である食の妖精・アジマルとの絆を胸に、自立した料理人・少女として新たな一歩を踏み出すという王道のビルドゥングスロマーン(成長譚)として描かれました。唐突な幕引きではなく、伏線を綺麗に回収した爽快なエンディングです。
NHK教育の夕方子ども向け番組枠(17:40〜17:50枠など)は、過去の歴史を見ても極めて規則的な番組改編サイクルを持っています。前身である『ひとりでできるもん!』シリーズが複数年にわたるリニューアルを繰り返したのち、完全新作として立ち上げられた本作は、最初から「3年間のプロジェクト」として予算と制作スケジュールが組まれていました。2006年4月スタートから2009年3月終了という丸3年の期間は、NHKの教育番組において規定通りの標準的なスパンであり、打ち切り説は事実無根のデマに過ぎません。