見学の合間に立ち寄りたいのが、本館4階に位置する展望レストラン「バルーン」だ。ここでは、滑走路を離陸するジェット機を視界に捉えながら、国際線の雰囲気を再現した名物「機内食風ランチ」を味わうことができる。
アルミホイルの蓋を開けると立ち上る湯気、仕切られたプレートに盛り付けられたメインディッシュやサイドサラダ、デザートの配置に至るまで、旅情をそそる演出が施されている。SNS上の口コミや評判を検証すると、「子供が海外旅行気分を味わって大喜びした」「機内食独特のワクワク感がそのまま蘇る」と概ね好意的な評価が並ぶ。一方で、座席数が限られているため、昼のピークタイム(11時45分〜13時00分)には30分以上の入店待ちが発生しやすい。窓際の特等席で食事を楽しみたいなら、11時台前半の早めの入店、あるいは13時半以降にずらす時間調整が効果的だ。
食後は、最上階の展望展示室および屋外展望苑からのフライト状況確認に時間を割きたい。成田空港は午後になると欧米やアジア各国からの国際貨物便・旅客便の到着ラッシュを迎える。風向きによって滑走路の運用(北風運用の34L、南風運用の16R)が切り替わり、着陸機のタッチダウンの瞬間や、フルパワーで上昇していくエンジンの轟音がダイレクトに届く。航空追跡アプリを手元に開き、コールサインや機種、出発地を照合しながら観察することで、体験の解像度は飛躍的に跳ね上がる。