篠原涼子の歴代ドラマ年代順一覧!代表作ランキングと配信の真相を解説

篠原涼子の歴代ドラマ年代順一覧!代表作ランキングと配信の真相を解説

篠原涼子の歴代ドラマ年代順一覧!代表作ランキングと配信の真相を解説の全体像を詳しく解説してご紹介します。

篠原涼子の代表作として『ハケンの品格』と双璧をなすのが、ハードボイルド・サスペンスの最高峰『アンフェア』です。「世の中にフェアなことなんて何もない。目には目を、復讐には復讐を、アンフェアにはアンフェアを」という雪平夏見の決め台詞とともに、警察内部の腐敗と裏切りを描き続けた本シリーズは、連続ドラマから映画完結編まで足掛け10年に及ぶ巨大プロジェクトとなりました。

本シリーズはテレビ単発スペシャルやスピンオフが複雑に絡み合っているため、「公開順=時系列」に沿って鑑賞しなければ、劇中で明かされる黒幕の正体や組織の陰謀が理解できなくなる構造になっています。視聴する際は以下のロードマップを厳守してください。

【『アンフェア』シリーズの完全視聴ロードマップ】

  1. 連続ドラマ『アンフェア』(2006年1月期放送・全11話)
    すべての原点。検挙率ナンバーワンを誇る敏腕刑事・雪平夏見が、「推理小説型予告殺人事件」「募金型誘拐事件」「警察署立てこもり事件」という3つの凶悪事件に立ち向かう。雪平の愛娘を巻き込む衝撃のラストは日本のテレビ史に残るサスペンス。
  2. スペシャルドラマ『アンフェア the special コード・ブレーキング〜暗号解読』(2006年10月放送)
    連ドラ最終回の直後から物語がスタート。警察内部の機密データを巡る裏切りと、雪平の相棒となった新人刑事(演:江口洋介)との緊迫した心理戦が描かれます。
  3. 劇場版第1作『アンフェア the movie』(2007年3月公開)
    大規模病院をテロリストが占拠し、細菌兵器によるバイオテロを予告。雪平の娘が人質に取られる中、警察の不正資金問題に切り込むノンストップ・アクション巨編。
  4. スペシャルドラマ『アンフェア the special ダブル・ミーニング〜二重定義』(2011年9月放送)
    北乃きい演じる後任の新人熱血刑事・望月陽を主人公に据えたスピンオフ第1弾。雪平夏見もキーパーソンとして登場し、映画第2弾へと直結する重要な布石が打たれます。
  5. 劇場版第2作『アンフェア the answer』(2011年9月公開)
    雪平自身に連続殺人犯の容疑がかけられ、かつての仲間や警察組織全体から追われる逃亡者へ。国家の最高機密が隠された「USBメモリ」を巡り、信じるべき者と裏切り者が激しく交錯します。
  6. スペシャルドラマ『アンフェア the special ダブル・ミーニング〜連鎖』(2015年9月放送)
    望月陽を主人公とするスピンオフ第2弾。劇場版完結編の公開前夜に放送され、完結編で回収される巨大な伏線の一部が提示されます。
  7. 劇場版完結編『アンフェア the end』(2015年9月公開)
    10年間に及んだすべての謎に終止符が打たれる完結作。雪平の父親を殺害した真犯人は誰なのか、警察組織の最深部に巣食う黒幕の正体が白日の下に晒されます。

当時のインタビューや制作陣の手記によれば、篠原涼子は「雪平夏見を演じるときは、私生活の篠原涼子の笑顔を完全に封印し、常に孤独と怒りを抱えた状態でカメラの前に立ち続けた」と振り返っています。美人でありながら部屋はゴミ屋敷、朝から酒をあおり、事件となれば躊躇なく引き金を引く――。それまでの日本のテレビドラマに存在しなかったアンチヒロイン像を確立した演技は、今見返しても全く色褪せない強度を放っています。

井上 凛
著者

井上 凛

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。