あみつけネット(編み付けネット)とは、ポリエチレンなどの合成樹脂で作られた格子状のメッシュシートです。海外では古くから「プラスチックキャンバス手芸」として親しまれてきましたが、国内では編み物の土台および保形材として独自の進化を遂げてきました。
一般的なかぎ針編みでは、バッグを編んだ際に中身の重みで底が伸びたり、側面がへたれて自立しなかったりする課題がつきまといます。しかし、あみつけネットをベースに採用すれば、ネットのマス目に沿って糸を引き抜いたり、とじ針でかがり縫いを進めたりするだけで、型崩れが一切起きない堅牢な構造を作り出せます。
さらに、編み図のマス目をそのままネットのマス数として物理的にカウントできるため、「途中で目数が合わなくなる」という初心者特有のミスを根本から防ぐことができます。近年は太めのマクラメヤーンやベロアモール糸、ファー毛糸と組み合わせることで、高級感あふれるハイブランド風バッグを手作りするトレンドがSNSを中心に定着しています。