発毛効果が高い反面、加美乃素デルタは第1類医薬品に指定されており、相応の副作用リスクと使用上の制限が存在します。購入時に薬剤師による適正使用の確認が義務付けられているのはそのためです。
加美乃素デルタの基剤には、ミノキシジル5g(100mL中)のほか、エタノール、プロピレングリコール、1,3-ブチレングリコール、pH調整剤などが含まれています。報告されている主な副作用は以下の通りです。
皮膚症状(最も頻度が高い):塗布部位の頭皮のかゆみ、発疹、発赤、フケの発生、接触皮膚炎。アルコール成分や溶媒に対するアレルギー反応が原因となる場合があります。
循環器系への影響:ミノキシジルの血管拡張作用に伴い、軽度の血圧低下、動悸、息切れ、めまい、頭痛などが生じる可能性があります。特に高血圧症や低血圧症の治療を受けている方、心疾患の既往がある方は慎重な判断が求められます。
全身症状:原因不明の急激な体重増加、手足のむくみなどが生じた場合は、直ちに使用を中止し医師や薬剤師に相談しなければなりません。
また、本剤は「壮年性脱毛症」を対象とした男性用発毛剤であり、円形脱毛症や抗がん剤等の治療に伴う脱毛、20歳未満の未成年者、そして女性への使用は禁忌(使用不可)となっています。特に女性の薄毛に対しては、ミノキシジル濃度の違い(一般に1%が推奨される)や胎児への影響リスクから、安全性が担保されていません。