アキレス腱断裂から歩けるまで何日?手術と保存の違いや復帰目安を徹底解説

アキレス腱断裂から歩けるまで何日?手術と保存の違いや復帰目安を徹底解説

アキレス腱断裂から歩けるまで何日?手術と保存の違いや復帰目安を徹底解説について専門的な視点から解説いたします。最新の情報をチェックしてください。

治療法を決定する際、多くの患者が「メスを入れる手術」か「切らずに治す保存療法」かで葛藤します。それぞれのリハビリ期間、再断裂率、経済的負担には明確な違いが存在します。

項目手術療法(腱縫合術)保存療法(固定・装具療法)編集部の見解・評価通常歩行までの目安約2カ月(8〜9週間)約2.5〜3カ月(10〜12週間)仕事や日常復帰のスピードを最優先するなら手術療法が優位。再断裂率約2〜5%(低い)約8〜12%(やや高い)保存療法は腱が伸びて癒合(延長治癒)するリスクも考慮が必要。自己負担費用の目安
(3割負担時)約10万〜20万円
(入院・手術・高額療養費適用後)約4万〜7万円
(通院処置・装具代)装具代(約6万〜10万円)は一時立て替え後、申請により約7割が還付。メリット・強固な固定で早期リハビリ可能
・再断裂率が低い
・筋力低下を最小限に抑制・メスを入れない(感染症リスクゼロ)
・入院不要またはごく短期
・手術痕が残らない生活環境、年齢、スポーツ再開への熱量によって選択が二分される。デメリット・リスク・創部感染や神経障害のリスク
・傷跡が残る
・入院(2〜5日程度)が必要・初期の固定期間が長い
・再断裂率が手術の約2倍
・腱が緩んで筋力が戻りにくい保存療法を選ぶ際は、指定された角度保持と安静の徹底が厳命される。

近年では、皮膚を大きく切り開く従来の手術法に加え、数カ所の小さな切開から特殊な器具で腱を縫合する低侵襲手術(経皮的縫合術)を導入する病院が増加しています。これにより、手術療法の最大の懸念点であった傷口の感染や癒着のリスクが大幅に軽減され、選択のハードルが下がっています。

橋本 菜々子
著者

橋本 菜々子

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。