番組終了から歳月が流れた今、SNSやトレンド市場における『でこぼこフレンズ』の存在感は衰えるどころか、急激な再燃を見せています。X(旧Twitter)やTikTokでは、幼少期に親しんだZ世代やミレニアル世代が「今見るとシュールすぎて最高」「はなはなマロンのグッズが欲しすぎる」と投稿し、数万件規模の「いいね」を獲得する現象が日常茶飯事となっています。
特に近年におけるファンの熱狂を決定づけたのが、大人向けのカプセルトイ(ガチャガチャ)やアパレルブランドとのコラボレーションです。放送当時の主要グッズは幼児向けの絵本やプラスチック製知育玩具が中心でしたが、現在は20代〜30代をメインターゲットとした「平成レトロ・雑貨」へと完全にシフトしています。
大手カプセルトイメーカーから発売されたミニフィギュアチャームやアクリルスタンドは、発売直後から全国の設置店で売り切れが続出。フリマアプリでは定価の数倍で取引されるプレミア化も発生しました。また、しまむら系列のアベイルやサンキューマートなどで突発的にリリースされる靴下、ポーチ、トートバッグなどのでこぼこフレンズのグッズ情報が公式SNS等で告知されるたびに、まとめ買いするファンが店頭へ殺到しています。
編集部がSNS上の言及データやファンコミュニティの声を独自集計したところ、2026年現在のでこぼこフレンズ人気ランキングは以下のような傾向を示しています。
- 1位:はなはなマロン(圧倒的な知名度と、丸みを帯びたフォルムの雑貨映えで不動のトップ)
- 2位:たまごおうじ(「理不尽にキレる姿が社会人の日常に刺さる」とネットミーム的共感で急上昇)
- 3位:どんぐりん(複数並べた時の可愛らしさと、ミニチュアフィギュアとしての収集欲を刺激)
- 4位:ケン・バーン(サバンナ高橋のボイスの記憶とともに、ポップな見た目で根強い支持)
- 5位:メロディーヌ(Y2Kファッションや平成初期レトロの文脈で、ヘッドホン女子として再評価)
ネット上の生の声を見ると、「会社で理不尽なことがあった日は、頭にヒビが入るたまごおうじのキーホルダーを握りしめている」「子どもの頃はただ笑っていたけれど、自分が親になって見返すと、凸凹のままでいいんだよというメッセージに涙が出る」といった、大人になった今だからこその深い共感と愛着が寄せられています。