試験終了直後、多くの受験生が「難しすぎて歯が立たなかった」と肩を落とす光景は、毎年のように繰り返される風物詩です。しかし、予備校関係者や進路指導の現場教員が口を揃える通り、高2・7月の進研模試 高2 7月 平均点は、高校1年時と比較して極めて低く設定されています。100点満点中、主要教科の平均点は例年30点台後半から40点前後を推移しており、3教科(国数英・300点満点)の合計平均点はわずか110〜125点前後(得点率36〜41%)に留まります。
「半分も取れなかった」と落ち込む必要は全くありません。進研模試は公立・私立を問わず全国で約40万人規模が受験するため、下位層からトップ進学校の生徒まで母集団の学力幅が非常に広い特徴があります。そのため、得点と偏差値の相関関係を冷静に把握することが欠かせません。以下に、2026年現在の現場取材および過年度の集計データから導き出した「進研模試 高2 7月 偏差値 換算表」と判定の目安を整理しました。
進研模試は大手予備校が実施する河合塾の「全統模試」や駿台の「駿台全国模試」に比べ、母集団に大学受験を直接目指さない層も含まれるため、偏差値が5〜10程度高めに出る傾向があります。進研模試で「偏差値60」を獲得していても、全統模試に換算すると50〜53前後になるケースは珍しくありません。この母集団の性質を理解しないまま数字だけに安心してしまうと、秋以降に手痛いしっぺ返しを食らうことになります。