シエンタ5人乗り7人乗り違いは?後悔しない選び方をプロが徹底解説

シエンタ5人乗り7人乗り違いは?後悔しない選び方をプロが徹底解説

シエンタ5人乗り7人乗り違いは?後悔しない選び方をプロが徹底解説について見逃せない 注意点を厳選して解説いたします。

シエンタの2列シート(5人乗り)と3列シート(7人乗り)を比較する際、多くのユーザーは「乗車定員の数」ばかりに目を奪われがちです。しかし、開発設計の根幹において最も異なるのは2列目シートの格納メカニズムとフロア高の設計思想です。

5人乗り仕様の2列目には「チルトダウン格納機構」が採用されています。シートバックを前に倒すと同時に座面が沈み込み、荷室床面と綺麗に連続した段差のない大空間を作り出します。これにより、荷室長は最大2,045mmに達し、床面地上高も563mmと極めて低く抑えられています。さらに荷室下には深底のラゲージアンダートレイが備わっており、泥汚れしたシューズや洗車用具を用途別に完全に隔離して積載可能です。

対する7人乗り仕様は、3列目シートを床下に格納する「ダイブイン格納機構」を採用しています。3列目を2列目の座面下に潜り込ませるスペースを確保するため、2列目シートは座面を前方へ跳ね上げる「タンブル機構」となります。その結果、2列目シートを折りたたんでも前方に大きなシートの塊が残り、荷室長は最大でも1,525mm程度にとどまります。また、フロア面にも3列目の収納ヒンジや段差、わずかな傾斜が生じる構造となっています。

新型シエンタ荷室広さ比較を実測ベースで行うと、通常時(2列目使用時)の奥行きは5人乗りが840mmであるのに対し、7人乗りは3列目格納時で990mmと一見7人乗りの方が広く見えます。しかし、2列目を前方に格納した「最大積載状態」におけるフラット感、積載容積、荷物の安定性では、5人乗りがまったく別の車と言えるほどの優位性を誇っています。

松本 悠斗
著者

松本 悠斗

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。