非課税保有期間が無期限化された新NISA制度において、本ファンドの扱いには細心の注意が必要です。特に信用金庫つみたて投資枠を利用する場合、採用されている商品ラインナップが限られているケースが多く、日経平均連動型としては「しんきんインデックスファンド225」が唯一の選択肢となる店舗も少なくありません。
しんきんインデックスファンド225新NISAでの活用を検討する際、真っ先に確認すべきは解約時の条件です。一部の投資信託では解約時にペナルティとして徴収される投資信託信託財産留保額が設定されていますが、本ファンドにおいて信託財産留保額はゼロとなっています。したがって、途中で資金が必要になったり他社口座へ乗り換えたりする場合でも、売却時に特別な違約金が引かれる心配はありません。
しかし、制度上の落とし穴は別の部分にあります。特定口座や旧NISAから新NISAへ乗り換える際や、他社への金融機関変更を伴うしんきんインデックスファンド225解約を行う場合、保有している投資信託を一度現金化しなければなりません。売却時の基準価額のタイミング次第では元本割れを確定させてしまうリスクがあり、窓口での手続きには数日から1週間程度の日数を要します。
新NISAは数十年単位の非課税メリットを享受する制度です。生涯にわたって年0.4%前後の余分な固定コストを払い続ける価値があるのか、契約書に押印する前の冷静な計算が欠かせません。