学習者から頻繁に寄せられる疑問に、「連用修飾語と副詞の違い」があります。結論から言えば、「文節の働き(文の成分)」と「品詞(単語の種類)」というレイヤーの違いです。
・副詞:単語単体としての性質(品詞分類)。主に用言を修飾する自立語(例:「もっと」「ゆっくり」「たいへん」)。
・連用修飾語:文全体の中での役割・ポジション(文の成分)。
副詞は単体でそのまま連用修飾語になりますが、連用修飾語の中には「名詞+助詞(例:公園で)」や「動詞の連用形(例:走って向かう)」など、副詞以外の品詞で構成されるものが数多く含まれます。「連用修飾語という大きな枠組みの中に、副詞を使った表現も含まれている」と捉えるとすっきり整理できます。