足指のトラブルは、強打による急性外傷(打撲・骨折)と、骨格の歪みによる慢性疾患(内反小趾)でテーピングのアプローチが明確に分かれます。自身の病態に適したテープ素材と巻き方を選択しなければ、治療効果は得られません。
足の小指打撲固定方法では、受傷直後の炎症拡大を防ぐため、患部を安静に保ちつつ腫れの逃げ道を確保する巻き方が求められます。完全に固定しすぎず、指の横ブレだけを抑えるバディテーピングが最も安全です。
一方、足の小指骨折テーピングでは、仮骨が形成されるまでの期間、骨片のズレを絶対に防がなければなりません。非伸縮のホワイトテープを用いて薬指と強固に一体化させ、足底側に小さな厚紙やアルミ副木を敷いて補強する高度な固定が施されます。
慢性的な変形である内反小趾に対しては、固定ではなく「矯正と筋肉サポート」を目的としたキネシオテープ巻き方足指の技術を適用します。25mm幅のキネシオテープを用い、内側に曲がった小指の先端から外側へテンションをかけて引っ張り、足の外側アーチを支えるように踵方向へ流して貼ることで、靴との摩擦を劇的に軽減させます。