血糖の異常は、ある日突然「糖尿病」という完成形として現れるわけではありません。正常域から徐々にグラデーションのように悪化していく段階が存在します。ご自身の現在地を把握するために、日本糖尿病学会および各種専門医療機関のデータを整理した判定基準表を確認してみましょう。
医学的に極めて重要な領域が、食後2時間値が140〜199mg/dLに位置する「境界型糖尿病」の詳細まとめです。このグループは「糖尿病一歩手前の予備群」と呼ばれますが、決して無害な待機状態ではありません。食後2時間で140mg/dLを超えるようなら、たとえ空腹時が正常でも血管への負担は確実に増えていると警鐘を鳴らす専門医の指摘通り、動脈硬化の進行速度はすでに糖尿病患者と同レベルに達していることが大規模な疫学調査で判明しています。