インフルエンザの熱が下がらない原因とは?受診目安と危険な合併症の兆候

インフルエンザの熱が下がらない原因とは?受診目安と危険な合併症の兆候

インフルエンザの熱が下がらない原因とは?受診目安と危険な合併症の兆候に関する基本知識を徹底的にまとめました。今すぐチェックことができます。

Q1:抗ウイルス薬を飲み始めて3日目(発症4日目)ですが、38度台後半の熱が続いています。再受診すべきですか?
A1:再受診を強く推奨します。タミフルやゾフルーザなどの抗ウイルス薬を服用した場合、通常は服用開始から48〜72時間以内に解熱傾向が見られます。丸3日内服しても高熱が持続している場合、薬への耐性ウイルス、アデノウイルス等の他病原体との重複感染、あるいは細菌性肺炎や中耳炎の合併が疑われます。処方を受けた医療機関へ連絡し、受診してください。

Q2:熱が高くて苦しそうなのですが、自宅にある市販のロキソニンやバファリンを飲ませても良いですか?
A2:小児(15歳未満)への自己判断での投与は絶対に避けてください。アスピリン(バファリンの一部製剤)やロキソプロフェン、ジクロフェナク(ボルタレン)などの非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)は、小児のインフルエンザ脳症の重症化や致死的なライ症候群を引き起こすリスクが報告されています。インフルエンザ時に安全に使用できる解熱鎮痛成分はアセトアミノフェン単剤のみです。成人の場合でも胃腸障害や腎機能への影響を考慮し、事前に医師または薬剤師へ確認してください。

Q3:熱が一度下がった翌日にまた38.5度まで上がりました。学校や職場に行っても良いですか?
A3:出勤や登校は認められません。学校保健安全法が定めるインフルエンザの出席停止基準は「発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後2日(幼児は3日)を経過するまで」です。一度解熱した後に再発熱した場合、解熱のカウントはリセットされ、再び平熱に戻った日から2日間の観察が必要となります。また、熱がぶり返している期間は体内のウイルス量が再増加しているか二次感染を起こしている可能性が高く、他者への感染力も維持されています。

伊藤 翔太
著者

伊藤 翔太

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。