Q1:宴会の開始直前に幹事から「乾杯の音頭をお願いします」と急に振られたらどう対処すべきですか?
A1:慌てて長いスピーチを考える必要は一切ありません。「短ければ短いほど喜ばれる」と腹を括り、①自己紹介、②「歓迎します」の一言、③「グラスをお持ちください、乾杯!」の3要素だけに絞って30秒で終わらせましょう。手短に切り上げる姿勢そのものが、参加者全員への最大の気遣いとして好意的に受け止められます。
Q2:体質的にお酒が飲めない新メンバーや下戸の参加者が多い場合、どのような配慮が必要ですか?
A2:スピーチの締めでグラスの準備を促す際、「お酒が飲めない方はソフトドリンクやお茶をお持ちください」と一言添えるのがスマートです。また、乾杯の発声をする側もウーロン茶やノンアルコール飲料を掲げて全く問題ありません。「全員が同じ飲み物を飲まなければならない」という同調圧力を自然に解き放つ配慮が、現代の歓迎会では極めて高く評価されます。
Q3:退職者の「送り出し」と新入社員の「迎え入れ」が同時の歓送迎会では、どう挨拶すべきですか?
A3:時間配分を前半と後半で均等に分ける構成が基本です。まず去りゆく方へ「これまで組織を支えてくださったことへの感謝と新天地でのご健勝」を15秒ほど述べ、続けて新しく加わる方へ「これから一緒に働けることへの期待と歓迎」を15秒添えます。どちらか一方に偏ることのないよう、双方への敬意を均等に盛り込むのがマナーです。
Q4:乾杯の挨拶を頼まれたら、事前にカンペ(メモ)を見ながら話しても失礼になりませんか?
A4:1分程度の乾杯挨拶であれば、メモを見ずに前を向いて話すのが理想的です。しかし、どうしても極度の緊張で頭が真っ白になりそうな場合は、要点をメモしたスマートフォンの画面や小さな紙を手元に用意しても失礼にはあたりません。その際は「緊張しておりますのでメモを見ながら失礼いたします」と爽やかに一言断りを入れると、かえって誠実な人柄として好感を持たれます。