「使い捨てのワンデーコンタクトを着けて、その上から普通のノーマルゴーグルをすれば問題ないのでは?」と考える方も少なくありません。しかし、眼科専門医はこの行為に強い警鐘を鳴らしています。
どれほど密着性の高いゴーグルでも、飛び込みやターンの衝撃、経年劣化による隙間から水が浸入するリスクはゼロになりません。プール水がコンタクトレンズと角膜の間に閉じ込められると、以下のような深刻なトラブルに直結します。
- アカントアメーバ角膜炎の感染リスク:水道水やプール水に潜む微生物が角膜に侵入し、最悪の場合は失明や角膜移植に至る重篤な眼病を引き起こします。
- レンズの浸透圧変化と角膜損傷:プールの塩素や水質によってレンズが変形・吸着し、角膜の表面を傷つける危険性があります。
- 水中でのレンズ流出・紛失:水中でゴーグルが外れた際、視界を瞬時に失ってパニックになり、溺水事故を招く恐れがあります。
安全面と目の健康を第一に考えるなら、使い捨てコンタクトであっても水中での併用は避け、度付きゴーグル単体を使用するのが基本です。