医療機関の消化器内科などで処方される「ガスター錠」と、薬局で購入できる「ガスター10」にはどのような違いがあるのでしょうか。決定的な違いは、1錠あたりに含まれる有効成分(ファモチジン)の配合量と治療目的にあります。
処方薬のガスター錠には主に1錠あたり20mg(場合により10mg)が含まれ、医師の診断のもとで胃潰瘍や十二指腸潰瘍、逆流性食道炎などの根本治療を目的に、数週間単位で計画的に投与されます。
一方、市販のガスター10はセルフメディケーション用として安全性を考慮し、1回量が10mgに設計されています。日常の一時的な胃痛や胸やけを速やかに緩和する「頓服(症状が出たときの一時的な服用)」を目的としており、長期間にわたる自己判断での疾患治療用ではない点に留意が必要です。