今年の旅行トレンドはどこへ向かっているのか。大手旅行会社の株式会社JTBが発表した最新の需要調査によると、今年の夏旅は「旅行日数の分散」と「予約時期の大幅な前倒し」が顕著な特徴として表れている。従来であれば7月に入ってから本格化していた予約の山が、春先の段階からなだらかに積み上がる動きを見せた。
この変化について、業界を統括する日本旅行業協会の関係者も「混雑や高騰に対する消費者の学習効果と、より快適な旅行を求めるニーズが合致した結果」と分析する。最も混雑する8月10日前後の超ピーク期を避け、7月下旬や8月下旬に休みをずらす「スマート休日」を選択する旅行者が急増しており、業界全体でも滞在型・分散型の観光スタイルを後押しする動きが加速している。