閲覧者が専用ソフトを所有していなくても、シート上でそのまま内容を確認できるようにしたいケースも多い。その場合、ページを画像データへ変換して貼り付ける手法が圧倒的に有効だ。高解像度のまま取り込むコツは、標準の画面スナップショットではなく、PDFをレンダリングして高品位なPNG形式で書き出してから挿入することにある。
文字化けや枠線の崩れが発生する最大の原因は、埋め込まれているフォントの非互換性や、Excelの標準描画エンジンとのミスマッチだ。これを回避するには、元の文書を出力する段階で「すべてのフォントを埋め込む」設定を有効にするか、ベクトルデータのまま画像化して取り込む処理が最も確実である。さらに、挿入した画像のプロパティで「セルに合わせて移動やサイズ変更をしない」を選択しておけば、行や列の挿入時に画像が歪む不具合も完璧に防ぐことができる。