数字は嘘をつかない。開始当時に79キロあった佐藤さんの体重は、5年が経過した現在、67キロ前後で極めて安定している。さらに注目すべきは体脂肪率だ。開始時の25%超から13%前後へまで落ち込んだ。2026年最新のウェアラブル端末が弾き出す生体データによれば、彼の基礎代謝量は同年代の平均値を遥かに凌駕している。
人間の全身筋肉量の約70%は下半身に集中する。大腿四頭筋やハムストリングス、お尻の大臀筋という「体内の巨大エンジン」を毎日稼働させたことで、安静時のエネルギー消費効率が飛躍的に跳ね上がったのだ。「以前は駅の階段を上るだけで息が切れていた。今では休日に山登りを楽しめるほどの体力が湧き出ている」と佐藤さんは笑顔を見せる。