ネット上の一部で見られる「スヌードは子供っぽく見えたりダサく見えたりするのではないか」という誤解は、大半が「首回りのサイズ感と服の襟形状のミスマッチ」に起因します。首が短い体型の方がタイトすぎる太リブのスヌードを着用すると首が詰まって見え、逆に身幅の広いオーバーサイズ服に小さすぎるスヌードを合わせると頭部が強調されてしまいます。洋服のシルエットとスヌードのボリュームを比例させることが、大人の上品な着こなしの絶対条件です。
また、自分だけのお気に入りの質感を手に入れたい層の間で、簡単なスヌードの編み方が脚光を浴びています。編み針を一切使わず、自分の腕や指を道具代わりにして編み進める「アームニッティング(腕編み)」や「指編み」は、初心者でも約30分〜1時間程度で完成させることが可能です。
超極太のチャンキーニットヤーン(毛糸)を2〜3玉用意し、作り目を10〜12目程度作ってガーター編みや平編みで長さを出し、最後に編み始めと編み終わりをとじ合わせるだけで、既製品にはない豊かな立体感を持つオリジナルスヌードが完成します。
【プロの結論】おすすめできる人・慎重になるべき人の判断基準
数々のネックウェアを検証してきたファッションディレクターの視点から、スヌードの導入において明確な向き・不向きの基準を提示します。
【スヌードを選ぶべき人】
- 自転車通勤や子育て、アウトドアなど両手を自由に保ち安全性を最優先したい方
- 毎朝のスタイリングに時間をかけず、一瞬で防寒とおしゃれを両立させたい方
- 首元に自然なボリュームを持たせ、小顔見えやスタイルアップを狙いたい方
【マフラー等を選んだほうが無難な人】
- かっちりとしたスーツスタイルで、ネクタイの結び目やシャツの襟元を直線的に見せたい方
- 頻繁にフルメイクや複雑なヘアアレンジを行い、頭からの着脱による乱れを極力避けたい方
- 気温や屋内外の移動に応じて、前開きで羽織るなど細かく体温調節を行いたい方