コードブルーの意味とは?現場の由来と緊急コールの真実を徹底解剖

コードブルーの意味とは?現場の由来と緊急コールの真実を徹底解剖

コードブルーの意味とは?現場の由来と緊急コールの真実を徹底解剖について分かりやすく解説いたします。詳細な分析をご確認ください。

テレビドラマではドラマチックに描かれるコードブルーですが、実際の現場は緊迫感と混乱が極限まで高まる修羅場です。大学病院や総合救急病院に勤務する複数の現役医師・看護師の証言から、そのリアルな内情が浮かび上がります。

「コードブルーが鳴った瞬間、身体中のアドレナリンが一気に吹き出します。自分の担当患者の回診中であっても、割り当てられた当番医はカルテを放り出して階段を駆け上がります。現場に到着すると、わずか数畳の病室やトイレの狭い空間に医師・看護師が10人以上殺到し、怒号に近い指示が飛び交うことも珍しくありません」(30代・救急科専門医)

「最も恐ろしいのは、蘇生に必要な資機材が揃っていない状況です。救急カートの薬品配置や除細動器の充電状態など、日頃の点検がいかに生死を分けるかを痛感します。1分間の胸骨圧迫交代が異様に長く感じられ、心電図モニターに自己心拍再開(ROSC)の波形が出た瞬間の安堵感は言葉にできません」(40代・集中治療室主任看護師)

近年の急性期医療においては、心肺停止に至る前の「予兆」を察知して介入する「RRS(Rapid Response System:院内迅速対応システム)」の導入が進んでいます。呼吸数や血圧の急な異常を察知した段階で「METコール(Medical Emergency Team)」をかけ、心停止(コードブルー)そのものを未然に防ぐ予防的救命が現代医療のスタンダードとなりつつあります。

中村 さくら
著者

中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。