絶妙な茹で加減で仕上げたタコも、その後の保存方法を誤ると急速にドリップが流出し、乾燥と酸化によってパサついた食感に劣化します。茹でたタコの保存方法と日持ちの目安を正しく把握し、鮮度を保ちましょう。
冷蔵保存の場合(日持ち目安:2〜3日)
冷めたタコは表面に結露した水分をしっかりと拭き取ります。水気は雑菌繁殖と臭みの最大の引き金です。1回で使い切るサイズ(足2本ずつなど)に切り分け、空気が入らないようピッチリとラップで密閉します。さらにジッパー付き保存袋に入れ、チルド室(約0〜2℃)で保管します。刺身として生食する場合は、茹でた翌日までに消費するのが安全面・食感面ともに推奨されます。
冷凍保存の場合(日持ち目安:約3週間〜1ヶ月)
丸ごと、あるいは大きなブロックのまま冷凍すると解凍時に大量のドリップ(旨味と水分)が抜けて食感が台無しになります。あらかじめ用途に合わせた厚さのそぎ切りやぶつ切りにし、重ならないようにラップの上に並べて包みます。金属トレイに乗せて急速冷凍をかけ、凍結後に冷凍用保存袋へ移します。解凍時は電子レンジを避け、冷蔵室内での緩慢解凍、または流水解凍を行うことで、ドリップの流出を最小限に食い止めることが可能です。