Q1:完全室内飼いの猫が自力で家に戻ってくる可能性はありますか?
A1:外の環境を知らない完全室内飼いの猫が、自力で玄関やベランダから部屋の中まで戻ってくる確率は全体の15〜20%程度と決して高くありません。家の周囲までは戻ってきても、外壁沿いに身を潜めたまま動けなくなっていることが多いため、玄関ドアを少し開けて隙間を作り、室内からフードの匂いを漂わせるなど、自力帰還を促す物理的な導線を作ることが不可欠です。
Q2:脱走から1週間以上経ってしまいました。もう見つからないのでしょうか?
A2:決して諦める必要はありません。猫は飢えと渇きに耐える能力が高く、民家の雨水や地域猫の置き餌を口にしながら、2週間〜1ヶ月以上経過した後に数百メートル離れた場所で保護された事例は無数に存在します。時間が経つほど警戒心が野生化するため姿を見せなくなりますが、ポスターの貼り替えや近隣への聞き込みを継続し、捜索範囲を半径300〜500mに広げて定点観測を続けることが再会への鍵となります。
Q3:物陰に潜んでいる猫を見つけましたが、呼んでも逃げようとします。どう捕まえればいいですか?
A3:決して無理に手を出したり、抱き上げようとしたりしてはいけません。脱走時の猫は交感神経が極度に興奮しており、大好きな飼い主の顔すら識別できないトランス状態にあります。無理に掴もうとすると激しく噛みつかれ、その反動でさらに遠くへ逃げ込まれます。姿を確認したら静かにその場を離れ、猫の進行ルート上に捕獲器を仕掛けるか、大好物のウェットフードを置いたキャリーバッグを静かに設置し、自発的に入るのを待つのが最も安全です。