短期決戦さながらの緊張感が漂うこのカードにおいて、試合の趨勢を左右するのが予告先発投手の出来栄えです。ヤンキースは剛腕エースを筆頭に計算の立つ先発ローテーションを揃え、序盤からストライクゾーンを攻め立てる強気のピッチングを展開します。一方のフィリーズも、多彩な変化球と精密な制球力を誇る実力派サウスポーがマウンドに上がり、一歩も引かない投手戦が予想されます。
現地アナリストによるメジャーリーグの勝敗予想でも、評価は真っ二つに割れています。ヤンキースの武器は何と言っても一発で戦況をひっくり返す破壊力抜群の長打力。対するフィリーズは、上位から下位まで切れ目のない出塁率の高さと積極的な走塁を絡めた機動力が持ち味です。先発投手がクオリティ・スタート(6回自責点3以内)を達成できるか、そして後半の継投策でどちらのブルペンが先に崩れるかが勝負の分かれ目となります。