レッサーパンダ舎の前が1日で最も歓声に包まれる瞬間、それが名物の「もぐもぐタイム」です。普段は木の上で丸くなって眠っていることが多い彼らですが、飼育員が竹筒やバケツを手にして現れると、驚くべき敏捷さで駆け下りてきます。
飼育担当者がカットした好物のリンゴを掲げると、前足を胸元に引き寄せ、背筋をピンと伸ばして直立する「おねだりポーズ」を披露してくれます。野生のレッサーパンダが周囲の安全確認や威嚇のために立ち上がる生得的な行動を、おやつを通じたエンリッチメント(刺激体験)として間近で観察できる貴重なチャンスです。
特別な思い出を作りたい家族連れやカップルには、不定期または特定イベント時に開催される「リンゴあげ体験」が断然おすすめです。長い竹串の先に刺した角切りリンゴを差し出すと、小さな前足で串をそっと引き寄せ、一生懸命に頬張る至福の瞬間を数十センチの至近距離で体感できます。