Q1:タイヤの側面に「3桁」の数字しか見当たらないのですが、これは何ですか?
A1:3桁の数字(例:「159」など)が刻印されている場合、それは1999年以前に製造されたタイヤです。前2桁が製造週、最後の1桁が西暦の下1桁を示しています。2000年以降の製品はすべて「4桁表記」に統一されています。3桁表記のタイヤは製造から25年以上が経過しているため、極めて危険であり直ちに使用を中止してください。
Q2:タイヤの前後や左右で製造年がバラバラなのは問題ありませんか?
A2:パンクによる1本交換や前後ローテーションの履歴によって製造年が異なるケースは珍しくありません。数ヶ月〜1年程度のズレであれば実用上の問題はありませんが、左右で製造年が3〜4年以上離れていたり、摩耗度合い・ゴムの硬度が大きく異なったりすると、急ブレーキ時に左右の制動バランスが崩れてスピンする危険があります。左右のタイヤは可能な限り同一銘柄・同一製造時期で揃えるのが基本です。
Q3:タイヤの製造年が古くなると車検に落ちますか?
A3:日本の車検(継続検査)基準では、「タイヤの製造年数そのもの」による合否規定はありません。極端な話、製造から15年経過していても、残り溝が1.6mm以上あり、内部コードに達するような亀裂・損傷や著しい変形がなければ書類上は車検を通過してしまいます。しかし「車検に通ること」と「公道を安全に走れること」は別物です。車検に通った直後にバーストする事故も現実に起きているため、年数による自己管理が不可欠です。
Q4:スタッドレスタイヤの寿命を見極める特別なサインはありますか?
A4:スタッドレスタイヤには、スリップサインとは別に「プラットホーム」と呼ばれる突起が溝の中に設けられています。新品時の溝の深さから50%摩耗してプラットホームが露出すると、冬用タイヤとしての性能限界を意味し、冬道での使用はできなくなります。製造年の確認(3〜4年)とプラットホームの露出確認をセットで行うことが重要です。