「作用でございます」は誤用?左様との決定的な違いと敬語マナー

「作用でございます」は誤用?左様との決定的な違いと敬語マナー

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インターネット上の掲示板やSNSでは、敬語に関する誤った言説や極端なルールが独り歩きしている場面が多々見受けられます。

代表的な誤解が、「『左様でございます』を目上に使うのはマナー違反である」という言説です。前述の通り、文法的には最高峰の丁寧語・丁重語であり、決して失礼な表現ではありません。「慇懃無礼に聞こえる場合がある」という実務上の留意点が、ネット上の「敬語警察」によって「使ってはいけないNG表現」へと歪められて拡散された結果と言えます。

また、「左様」は漢字で書くべきか、ひらがなで「さようでございます」と開くべきかという議論も存在します。現代のビジネス公用文やメールの実務では、過度な漢字表記は可読性を落とす要因と見なされます。公的文書や格式を重んじる挨拶状では「左様」と漢字表記し、日常のビジネスメールでは柔らかい印象を与える「さようでございます」とひらがな表記にするのが、洗練された書き手の共通認識となっています。

山本 拓海
著者

山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。