日頃ビアバーのカウンターに立つバーテンダーや、SNS上で黒ビールを日常的に楽しむユーザーの声に耳を傾けると、定番銘柄に対するリアルな実態が見えてきます。
世界シェア首位を走る「ドラフトギネス」について、SNSやレビューサイトでは「水のようにスルスル飲めて驚いた」「泡がまるで生クリームのようで炭酸のトゲがない」という声が多数を占めます。特許技術である缶内のプラスチックカプセル(フローティング・ウィジェット)から放出される微細な窒素ガスが、極上のベルベットタッチを生み出すためです。一方で、「ガツンとした炭酸の刺激やアルコールのパンチを求める人には物足りない」という本音の評価も確認できます。
一方、家庭用市場で圧倒的な支持を集めるのが「アサヒ生ビール 黒生(通称:マルエフ黒生)」です。1982年に誕生した名作「アサヒ黒生」の系譜を継ぎ、デュンケルスタイルをベースにまろやかな旨味を追求したこの銘柄は、「黒特有のクセが少なくて晩酌に最高」「煮込み料理や焼き鳥のタレと抜群に合う」と高評価を獲得しています。
さらに現場で親しまれているのが、淡色ビールと黒ビールを1対1で注ぎ分ける「ハーフ&ハーフ」の飲み方です。黄金ビールの爽やかなキレとホップの刺激に、黒ビールの香ばしさと優しいコクが絶妙に融合。黒ビール単体では少しハードルが高いと感じる初心者にとって、最高の架け橋として今も居酒屋の現場で根強い人気を誇っています。