絵が苦手な子どもでも、トンボの骨格を単純な図形に置き換えて捉え直せば、バランスの崩れを防ぎながら迫力ある姿を描き上げることができます。複雑に見える昆虫の身体も、基本構造は「頭・胸・腹」の3つに過ぎません。
最初に描くべきは、大きな2つの複眼です。画用紙の真ん中に寄り添うように丸を2つ並べ、そこから少し角ばった「胸」、そして節のある細長い「腹」をつなげていきます。このとき、お腹の長さを頭と胸を足した長さの約2倍から3倍程度に設定すると、一気にプロポーションが本物のオニヤンマやアキアカネに近づきます。足は胸の下面から左右3本ずつ生えている点を確認し、節を意識して「くの字」に曲げて描くだけで、紙の上にしっかりと踏ん張る生命感が宿ります。